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アシタカ構文とは?「我が名はアシタカ!」で始まる面白ネタの作り方と傑作コピペ集

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アシタカ構文とは

アシタカ構文とは、ジブリ映画『もののけ姫』の主人公アシタカのセリフをもとにしたネットミームです。

悩みや社会の問題を、わざと大げさに面白く表現することで、ネット民の共感を得る効果があります。

また、大喜利のようなコピペ改変が生み出され続けているのが特徴です。

アシタカ構文の基本ルールと作成のポイント

アシタカ構文の基本の形式は以下の通りとなっています。

我が名はアシタカ!
○○より○○へ来た!
○○はここか!(○○はどうすればよい!)

アシタカ構文の作り方のポイントは以下の通りです。

  1. 「我が名はアシタカ!」で始まる
  2. 「○○より○○へ来た!」など自身が置かれた状況を説明する
  3. 最後に「○○はここか!(○○はどうすればよい!)」と尋ねるように締めくくる
  4. 全体的に力強く大げさな表現を用いる

これらの要素を組み合わせることで、爆発的な面白さと共感を生み出します。

アシタカ構文が登場した当初は「○○はここか!」で終わる形が多かったものの、次第にネット民からの反応を得やすい「どうすればよい!」で締めくくられる形が増えていきました。

【大喜利】アシタカ構文の傑作コピペ集

アシタカ構文の使い方について、X(旧Twitter)での実際の例文を見てみましょう。

我が名はアシタカ!配属先に絶望する新入社員の叫びはここか!

まさに就活生あるある!笑いながら「わかる〜」と膝を打ちたくなる投稿ですね。

特に「TOEICは満点」から「配属先は九州の工場!」という落差が秀逸です。

我が名はアシタカ!今読んでいたツイートはどこか!

たった2行でTwitterユーザーの日常的な悩みを完璧に表現!

無駄のない潔い構文と、思わず「わかる〜」と声が出そうになる投稿ですね。

我が名はアシタカ!大阪地下迷宮の出口はどこか!

大阪の地下街を知る人なら思わずニヤリとする投稿です。

駅名を次々と繰り出しながら迷子になっていく展開が絶妙で、最後の「ここは一体どこだ!」が大阪初心者の心の叫びを完璧に表現していますね。

我が名はアシタカ!理想の家計簿に震える背中をさすってくれる者はおらぬか!

節約特集の理想的すぎる家計簿に震える人々の気持ちを代弁していて笑えます。

「心の整理ができぬ!」という混乱ぶりと、最後の背中さすりを求める哀願が秀逸な一作ですね。

我が名はアシタカ!あっちも値上げこっちも値上げでどうすればよい!

「値上がり」を重ねるたびに高まる怒りのリズムが秀逸!

庶民の悲痛な叫びを、アシタカの力強い口調で政治批判にまで持っていく展開が鮮やかですね。

我が名はアシタカ!奮闘した主婦を褒めてくれる者はおらぬか!

夫の宙ぶらりんな料理計画を唐揚げで見事に救済!

「褒めて欲しい」という可愛らしい願望と、2キロという圧倒的な量に笑いが込み上げる主婦の奮闘記ですね。

我が名はアシタカ!コンセントを抜いたあとはどうすればよい!

IT業界の人なら思わず背筋が凍る展開と、最後の「どうすればよい!」の絶望感が絶妙なバランスで笑いを誘いますね。

もはや返しすらも秀逸で笑えます。

我が名はアシタカ!日本人の頭にはインテルが入っていると聞いたが本当か!

ラトビアの方のツイートですね。

改めて文字にしてみると日本人ってすごいですよね。

自己肯定感が低い人が多いんだろうけれども、もっと自信を持っていいと思う。

アシタカ構文の元ネタ

映画『もののけ姫』での原典

アシタカ構文の元ネタは、『もののけ姫』でアシタカがサンと初めて出会うシーンでのセリフです。

我が名はアシタカ!
東の果てよりこの地へ来た!
そなたたちはシシ神の森に住むと聞く古い神か!

アシタカの丁寧な自己紹介とは対照的に、サンの「去れ!」という冷たい一言には、人間への強い不信感が表れていました。

ネット上での初出

ネット上でネタとして初めて登場したのは、2020年6月9日の以下の内容のツイートだと言われています。(元ツイートは削除済)

我が名はアシタカ!職業は専業トレーダーだ!ニートと呼ぶのはやめてくれ!!金ならある!!!

また、同アカウントは2020年6月11日に下記内容投稿をしていますが、こちらのツイートも削除済となっています。

我が名はアシタカ!株がバブルだと聞いてやってきた!日経もフルレバでロングした!だが含み損だらけで見てられない!もちろん追証は払えない!プロミスはここか!!

SNSバズりのきっかけ

翌々日に、別アカウントの投稿がバズったことで、アシタカ構文は一躍脚光を浴びることとなりました。

アシタカ構文に対するスタジオジブリの反応

アシタカ構文が話題になる中、2023年7月22日にスタジオジブリは公式X(旧Twitter)でアシタカ画像を公開し、「常識の範囲内で自由に使ってください」とコメントを添えました。

残念ながらツイートは現在削除されているのですが、この対応はユーザーから好評を博し、ネット上での盛り上がりを後押ししました。

さらに、ナウル共和国政府観光局日本事務所の公式アカウントもこの画像を使って「我が名はアシタカ!」とツイートし、話題を広げました。

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