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「同窓会には行けません」構文が面白すぎる!傑作パロディ&人気コピペ改変集

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同窓会には行けません構文とは

「同窓会には行けません構文」は、大成建設のテレビCMを元に生まれたネットミームです。

同窓会当日に突然始まる大げさな自分語りが、多くのツッコミどころを生み、SNSを中心にネタとして広まるようになりました。

同窓会には行けません構文のコピペフレーズ

同窓会には行けません構文の基本フレーズは以下の通りです。

ごめん、同級会には行けません。
いま、○○にいます。
○○を、私は作っています。
本当は、あの頃が恋しいけれど、でも……
今はもう少しだけ、知らないふりをします。
私の作るこの○○も、きっといつか、誰かの○○を乗せるから。

同窓会には行けません構文の作成のポイントは以下の通りです。

  1. 「ごめん、○○には行けません。」と誘いを断る
  2. 「いま、○○にいます。」と現在の状況を説明
  3. 自分の仕事や状況について大袈裟に説明する
  4. 「あの頃が恋しい」と過去への未練を示す
  5. 現在の状況を正当化して締めくくる

【パロディ】同窓会には行けません構文のコピペ集

同窓会には行けません構文の使い方について、コピペ改変を見ていきましょう。

同級会には行けません。いま、ナイアガラの滝にいます。

マウントどころか開き直って優雅な休暇自慢をするあたりが潔くて好きです♪

同級会にはいけません。いま、ひき肉を練っています。

シンガポールの地下鉄がハンバーグに変わり、人々の心を『満たす』という表現が素敵ですね。料理人の夢と情熱が詰まった味わい深いパロディになっています。いつもお仕事ありがとうございます!ハンバーグッド👍

デートには行けません。四頭筋を、私は作っています。

地下鉄が四頭筋に、青春がバーベルに置き換わるとは…筋トレマッチョの詩心に震えました。

同級会には行けません。きっといつか、私のメロンになるから。

地下鉄が次々とフルーツに変化していく展開が秀逸ですね。特に『まっさらな頃』という表現でゲームの序盤を表現するセンスに脱帽です。

ブチ切れられたけど…今はもう少しだけ、知らないふりをします。

途中送信と親方の怒りで崩壊していく壮大な自分語り…。現場の生々しい実態が垣間見える、むしろリアルな改変になっていて面白いですね

同級会には行けません。いま、はるか上空にいます。

続きを作ってみました↓

この天空の城を支える飛行石を、私は管理しています。本当は、地上の日々が恋しいけれど、でも…… 今はもう少しだけ、知らないふりをします。私の守るこの城も、きっといつか、誰かの理想郷になるから。

『3分間待ってやる』 by ムスカ

『バルス!』

そして流れるエンディングの件、ロボット兵に話しました。途端に泣き崩れるロボット兵

同窓会には行けません。いま、可愛い毛玉がくつろいでいます。

同窓会をすっぽかす理由として正当性が高すぎますね。お猫様最強説。

同窓会には行けません構文の元ネタ

テレビCMの原典

この構文の元ネタは、2018年5月1日から放送された大成建設のテレビCM「シンガポール篇」です。

公式動画は公開されていませんでしたが、CMのセリフと流れは次の通りでした。

ごめん、同級会には行けません。
いま、シンガポールにいます。
この国を南北に縦断する地下鉄を、私は作っています。
本当は、あの頃が恋しいけれど、でも……
今はもう少しだけ、知らないふりをします。
私の作るこの地下鉄も、きっといつか、誰かの青春を乗せるから。

  1. 同級生からLINEで「同級会、もう始まってるよ!綾乃(主人公)、いまどこ?」というメッセージが届く。
  2. 主人公が「いま、シンガポールにいます。」と返信する。
  3. 地下鉄建設に携わる自身の経験を語り始める。
  4. 過去への未練を断ち切り、仕事に打ち込む姿が描かれる。

故郷の同級生を想いながらも、未来に向けて生き生きと働く主人公の姿に感動が込められた作品でしたが、主人公が当日の「同級会」をドタキャンした上、LINEで自分語りを始めたことが話題となり、「シンガポールマウントネキ(姉貴)」という愛称でネタとなりました。

CM内では「同会」という言葉が使用されていましたが、一般的に「同窓会」という表現の方が馴染みがあるため、この構文は「同窓会には行けません構文」として広く知られるようになったようです。

ちなみに、元ネタの雪景色のカットは、北海道函館市の函館市電・青柳町電停~谷地頭電停と見られるとのことです。

映画級の完成度!新海誠監督×スキマスイッチが贈るシンガポール篇

もはやネタとなっているCMですが、実は非常に豪華な内容で制作されているのです。

まず、このCMの監督を務めたのは、映画『君の名は。』や『すずめの戸締まり』などで知られる新海誠さんです。

さらに、CMで流れるBGMにはスキマスイッチの「ミスターカイト」が採用され、音楽でも大きな魅力を放っています。

そして、声優を担当したのは、女優の長澤まさみさん。これにより、作品全体に一層の深みが加わっています。

短時間のテレビCMでありながら、これらの要素が組み合わさることで、非常に高いクオリティを実現したCMだったのです。

なお、新海誠監督が手掛けたこのCMシリーズは過去にも制作されており、以下の作品が放送されています。

CMタイトル放送開始日内容
ボスポラス海峡トンネル篇2011年12月トルコのボスポラス海峡を横断する鉄道トンネルの建設に関わる女性技術者の姿を描く。
スリランカ高速道路篇2013年12月1日スリランカ初の高速道路建設に携わる男性技術者の物語を描き、未来に向かって歩む姿を表現。
ベトナム・ノイバイ空港篇2014年8月1日ベトナムのノイバイ国際空港のターミナルビル建設に関わる男性技術者の人生を描く。
シンガポール篇2018年5月1日シンガポールの地下鉄トムソン線建設に携わる女性技術者が故郷の同級生に想いを馳せながら働く姿を描く。

大成建設のCMの目的は?

「大成建設のCMの目的は何だったのか?」と疑問に思う方もいるかもしれません。

このCMは特定の商品やサービスを宣伝するものではなく、企業としての取り組みや事業内容を広く伝えることを目的とした企業CMです。

シンガポール篇では、「地下鉄トムソン線建設工事T226工区」における取り組みを通じて、大成建設の高度な技術力と挑戦的な姿勢を伝えることを目指しています。

ネットミームとして話題になったことで、堅苦しいイメージを持たれがちな建設業界に対して親しみやすさを感じてもらえるきっかけとなり、結果的にCMの役割を果たしたと言えるのではないでしょうか。

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